*きよみのアンティーク*ブログ

金無垢ブレスの作製

こんにちは、店主です。

下記のrolexの金無垢ブレスの作製をご紹介いたします。

こちらはお客様からのご依頼では無く、金無垢作製例としてお作りしました。

金と銀のコンビカラーのブレスです

花びらに見立てたダイヤモンドの中心には
バケットダイヤモンドが各2粒ずつ飾られており、とても華やかで可愛いです。

接続分はブレスのデザインに合わせて真ん丸(緑色部分)でお作りしました。

緑色ではありませんよホワイトゴールドです

ブレスに似合う様に、時計もかなり手をかけて修復しました。
シルバーケースですので、元はシルバー系のダイヤルが付いていたのですが
状態の良いゴールドに付替え、竜頭も針もゴールドに付替えました。

勿論、交換したパーツは全てロレックスオリジナルのパーツです

コンビカラーは他のジュエリーや洋服のボタンの色を問わず使え、
とても使い勝手が良いにもかかわらずロレックスに限らず、
アンティーク時計はコンビカラーが少ないのです・・・。

ですので、こんな修復の仕方もありますよ。とのご紹介も兼ねてお作りしました。

『でもオリジナル性が損なわれるのでは・・・?』
『価値が下がるのでは・・・?』

とお考えの方も多いかと思います。
確かに希少なモデルでコンディション以上にオリジナル性が大事な時計もあり、
その様な時計は流石の店主も現状のままでご紹介しますが、
このタイプのロレックスは当時の生産数も多いので、
コンディションの良さやデザインの可愛さ、金の総重量などで
価値や価格は決まっている様に思います。

当然、パーツは絶対に社外品で修復してはいけませんが、
コンディションの良い同じモデルのジャンクから
パーツや文字盤を移植した修復歴があっても、
製造から50年以上経っていれば当然の様に思います。

しっかり作られた機械式時計は部品を細かく分解でき、
摩耗部品を交換しながら使える様に作られております。
当時から交換用のパーツも文字盤も作られておりましたので、
「交換して使う」が作り手としても主旨なのだと思います。

専門店の店主としてオリジナル性も大事な事を理解した上で、
「でも、自分が気に入る可愛い品である事が1番大事だ!」と個人的には思います。

機械式時計はメンテナンス次第で世代を超えてお使い頂けます、
いつの日にか大事な人に譲る日が来た時に、
自分好みにカスタムされた可愛い時計は、
譲られる方もきっと愛着が持てると思うのですウンウン

そしてそれが、こんな可愛いロレックスだったら嬉しいと思うのですウンウン

もしも、お手持ちの時計をコンビカラーにされたいと思われましたら
お気軽にご相談くださいませ。
現状のパーツは保管し、違う文字盤や竜頭に付替える事も可能ですので
(※とても時間と手間が必要なため、お時間を頂戴してしまうと思いますが・・・)

ブレスはアンティークのブレスを利用してお作りしているので、
ご紹介したブレスと全く同じ品をお作りするのは難しいのですが、
ケースに合うブレスをご相談を重ねながらお探しいたしますので、
皆様もお気軽にご相談くださいませ
(※こちらも現在とても予約が込み合っておりお時間を頂戴しております・・・)


※現在は当店販売の時計のみブレス作製を承っております。



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