*きよみのアンティーク*ブログ

【New】5月23日入荷予定の品&店主の時計。

本日2度目のこんにちは、店主です

先程、3本の入荷予定をご案内したのですが、
もう1本ご紹介します。

なぜ、先程ご紹介しなかったかと申しますと・・・。

店主とお揃いだからーーーーぁ

出た!依怙贔屓。

今回初めて本格的なエナメルのアンティークをご紹介します。

こちらELGINのアールデコです。

エルジンは1920~30年頃を中心に、エナメルを使ったアールデコの時計を
沢山デザインしており、エルジンの中でもコレクターアイテムとして大変人気です。

人気なのでアヤシイ品もあります・・・・。
後から溝にエナメルを流し込んだのでは?といった品もあったりします。

しかし、それが1920年当時なら
その事情も含んでアンティークかな。とも思えます。

当時も今も人気である事は間違えがなく、
可愛いから人気なのだと思います。

こちらのエルジンは怪しめな品の多い
1920年代品ではなく、1930年代の品です。

ちゃんと当時の広告もあり、間違いなくオリジナルです。

集合写真で我子を見るかの様に下記の広告を眺め
『どう見ても一番可愛い。』と親ばか炸裂な店主です ピカイチダワー

店主は” 見た目重視型 “なので、オリジナル性は殆ど気にしないのですが
なぜ1930年代の品を私物にしているかと言うと、
大きさが違うんです!

とっても小さいんです。

1920年代のエルジンは、雑誌の広告を見ても大きな懐中時計ばかりです。
1920年後半頃のアールデコでも、まだ少し大きいんです。

といっても3cm前後ですので、十分に小さいのですが。

今回ご紹介するのは1937年のモデルなので、
10年を経て更に小さく可愛いくなってるんです。

同年代のカクテルと比べても小ぶりなモデルです。

と書いても、サイズ感は伝わり難いもの・・・

先日ご来店頂きましたW様が
「サイズ感が分からないので、腕に大きさを描こうかと思いました。」と
仰っていて、『な、なんて、可愛い人なんだプーーーッ』と吹き出しましたが
よくよく考えれば、見た事の無い方にはサイズ感は分からなくて当然です。
店主も初めてみた時は、その華奢さに驚きました。
” 腕に描く ” 初心に帰る名言でした

そんな訳で、今日は実寸に直してみました。
この位です(PCで100%表示時)

着用すると、この様な感じです。
モデルの手首際は15cm弱です。
下記は店主の時計で、いつも黒紐で着用しております
 こちら ←と同じ留金で、今回販売するエルジンも同じです。
脱着が楽便利なブレスですよ。

こちらのエルジン、とっても可愛いですよーーー
普段、黒色をあまり身に付けない店主ですが
この時計の為だけに、黒い鞄に、黒い靴、黒い服を買い揃えた程。

「ちっちゃなカメラみたいでしょ?」と時計士さんに自慢したら
「文字盤の向きが横だったら、カメラですね」と言われ・・・

『その発想はなかった・・・でも可愛い、絶対可愛い』と
毎夜布団の中で妄想に悶えるも、リダンは原状復帰がモラルダメカイ・・・?

「私物で絶対売りませんから」とリダン屋さんに頼み込んで
横向きにしてもらいました。

こちらは店主のエルジンです。

可愛過ぎるプリチーィ

今回のエルジンの修理にあたり、時計士さんに店主の時計も渡しました。

この年代の修復はとても大変なので、
何かあった時に店主の時計がパーツに使えれば・・・。
との思いで、渡したところ
「きよみさんのは天真(←時計心臓部)が折れてましたが、
手持ちのパーツで交換しときました」と
むしろ足を引っ張る結果に・・・申シ訳ケゴザイマセン・・・

こちらのムーブは各パーツに個体番号が打たれております。
シリアル番号の下数桁が刻印されておりますので、同系からの*移植ですら
判別ができるのです。
ELGINでは勿論、各メーカーの中でも、レディースとしては珍しいと思います。
(*移植=違う時計からパーツを取って使う事)

男性物のロンジンなどには多くあるらしく、
全てのパーツの番号が揃っていると価格がかなり違うらしいです。

後ほど自社サイトのトップページに商品ページへのリンクをアップ致しますので、
是非覗きにいらして下さいませ
(*販売は5月23日となります。)

実店舗:横浜駅より2つ目、関内駅1分
(写真をクリックすると地図が表示されます)
*ご来店の際は事前にご予約を頂いております。
予約はお気軽にどうぞ→ job@bj9.so-net.ne.jp

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