*きよみのアンティーク*ブログ

【New】 5月28日(金曜日)入荷予定品

こんにちは、店主です

金曜日に入荷予定の品をご紹介します

後程、自社サイトのトップページに商品ページへのリンクをアップ致します
(*販売は5月28日となります。)

まずはこちら

ROLEXのダイヤ巻

ダイヤ巻としては大変大粒のダイヤモンドで、かなり存在感のあります。

長四角の珍しいケースです。
過去の販売歴を見てみましたら、長四角のダイヤ巻はどうやらHPでは初のご紹介の様です。

ありそうで意外と無いデザインなのだなぁ。と改めて店主も認識

そして、先週に引き続き本品もリダン済みです。

リダンをすると価値が落ちるのでは?との質問をたまに受けるのですが
本品に限って言いますとその様な事はありません。
むしろ質屋さんに持ち込むならば査定はあがるばずです。

リダンは外装修復の中でも高額な修復で、しかもメーカーに寄り値段が違い、
一般的にも当店でも、やはりROLEXはお高いです・・・。

ビフォー写真を取り忘れてしまい、アフターも慌てて撮りました

ビフォー写真がないので「本当にリダンしたのぉぉ」と疑われるかと思いますが、
アンティーク時計には必ずあると言って良い箇所に傷がありません。

アンティーク時計の多くは文字盤と表側ケースは接触しているので、
接触による擦れや小傷の劣化が必ずあります。

通常はケースで隠れていますが、何十年も経つと擦れた箇所から
塗装が剥がれ始め下記の様に黒く滲み出て来てしまいます。

これは逃れようのない経年劣化です・・・

リダンは上記の経年劣化をスタートラインまで戻すので、
現状の見た目以外にも意味のある修復だと思います。

そして今回はホワイトゴールドのロジウムメッキもしました。

メッキについても「金無垢ではなくメッキになってしまったのですか?」との質問を
よく頂くのですが、そんな事は御座いませんのでご安心下さいませ

ホワイトゴールドも最終工程のメッキ前は淡いイエローなのです。

色々混ぜて白っぽくしておりますが、化学変化で白くなるのではないので
黒い絵の具に白を混ぜつづけても永遠に100%の白にならないと一緒なのです。

僅かな黄色味は白いメッキで覆って白くしております。
それがロジウムメッキです。

ロジウムメッキが剥がれればイエローっぽくなります。
淡く綺麗なシャンパン色なのですが、残念ながら均一に剥がれる事は稀で
だいたいがムラになります。

今回も一部のみ黄色くなっていたので、メッキをしなおしました。
こちもビフォーを撮り忘れたのですが、見た目で分ると思います。

真っ白ですから

外観ばかりご説明しましたが、機械も勿論安心の機種です。
1960年代以降で多く使われた機種ですので、今後のメンテナンスも安心なアンティークです。

お値段もハイジュエリータイプのROLEXとしては大変お買得だと思いますので
他の専門店さんとご比較の上、ご検討頂けたらと思います。

長くお使い頂けるので一生物としてもお薦めですよ。


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2本目はこちら

久しぶりのバラチューです。

可愛いスモールセコンド付

レディースアンティークは殆どが時針と分針の2針で秒針(セコンド)がありません。

秒針の根元が2針と同じく中心にあるのをセンターセコンドと言い、
秒針だけが違う場所にあるのをスモールセコンドと言います。

レディースはケース自体が小さいので、スモールセコンドも
超スモールでとっても可愛いです

ラグも40年代らしい丸みのあるデザインで、とっても可愛いのですが
色々な角度から撮っても、どうに上手く撮れず・・・

当時、同じ文字盤でカクテルタイプも作られておりました。

雰囲気は良く似ているのですが、着けられるブレスが違います。

金属ブレスでシャラリと着けられるならカクテルタイプで、
時計が手首で動くのが嫌な方は革ブレスがお薦めです。
※本品は革ブレスタイプです。

本品を金属ベルトでご着用されたい場合はご相談くださいませ
あまりデザインは選べないのですがご案内させて頂きます。

商品ページで書かせて頂いた尾錠の件ですが、
現在のTUDORのロゴはROLEXとは完全に別ですが、本品の時代は文字盤以外に
ロゴがある場合はROLEXと同じ王冠マークが使われておりました。

ですので本品にオリジナルの尾錠を着けるとすればROLEXとなります。

王冠マーク有と無し両方ご用意できますのでお気軽にご相談ください。

価格はコンディションや在庫の有無により前後するのですが
王冠マーク有で15000円~(税別)王冠マーク無しで8000円~(税別)となります。
(6mmタイプは生産数が少なく他のサイズより少し高くてすみません・・・)
※現在は時計ご購入時以外での単品販売は致しておりません。

因みに、裏蓋の内側にあるメーカー刻印もTUDORではなくROLEXの刻印です。
この時代はROLEXとの繋がりがまだとても強かった様です。

その辺もアンティークTUDORが人気な理由かも知れませんね

※丸で囲まれたR.W.Co はROLEX Watch companyの略でイギリス製に多い刻印です。

40年代の品としては大変綺麗です!
スモセコのバラチューの多くは約70年程前の品ですので、
コンディションの良い品は希少です。

傷みの少ないバラチューをお探の方はお薦めですよ

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