こんにちは、店主です
先日、お店に刑事さんが2人来ました。
犯人の逃走経路を確認したいので
防犯カメラのデータを見せて欲しいとの事。
駅前のせいか、同じ用件で半年に1度くらい刑事さんが来るので、
「あ、どうぞどうぞ」と、店主もなれたものです。
が、しかし
昨年、防犯強化をセコムと話し合い、カメラの位置を変えた為、
道路を確認できるのは店内越しに撮ってる1台のみ・・・
店内の様子ごとお見せしなくてはならない
当店は予約制なので、普段は店主が1人で仕事をしてる事が多く
ギター片手に歌ったり・・・踊ったり・・・。
慌てて「あ、でも店内からなので見えないかもぉ・・・」と
言葉を濁すと「じゃ、見えるか確認させて下さい」と
デキる刑事の当然の返答が戻って来ました。
確認すると「あ!見えますよ!よかったぁ」と刑事さん。
「あぁ・・・それは、よかったです・・・ホント」と店主。
見れば、確かに道路も写っておりますが、
店内にピントが合っている為、道路は辛うじて分かる程度・・・。
刑事さんが画像を確認する為に、ゆっくりとコマ送りしながら
映し出されるピンボケの通行人の手前で、
ハッキリ鮮明に、ゆっくりコマ送りでターンをしながら踊る店主・・・。
もう、そっちの方が大事件で
よもや犯人なんて、どうでもよろしいくらい。
しかも、昨年から音声も録音されておりまして・・・。
死にたい気分で、音声は切らせて頂きました。
「ご協力ありがとうございました!」と最後まで礼儀正しい刑事さんに
「お・・おや・・・お役にたてて・・・何よりです」と息も絶え絶えに答えながら
踊る店主越しに写る犯人を思い出し
『どんな軽犯罪でも死刑になります様に・・・』と深く祈るのでした。