こんにちは、店主です
商品説明の中でよく「コロンとしたアンティークらしい風防ですよ」と
書かせて頂いているのですが、『伝えきれていないのではなかろうか・・・』と思い、
今日は様々な角度の写真をご紹介します。
近頃では現行品でもアンティークの様なダイヤモンドエッジの風防や
厚みのある風防も見かけますが、アンティークばかりを見てる店主には
どこか完璧すぎる様に思います。
アンティークの風防は反射の仕方も様々で、
同じナンバーのデットストック新品でも僅かに大きさが違う事もあります。
不出来と捉えるか、暖かみと捉えるかは個人差ですが
現代の風防にもアンティーク風防にも、どちらにも良さはあると思います。
こちらは、当店でもよく取り扱うカマボコ型の風防です。
「コロンと飴玉の様な」と説明を書く事が多いのですが、
実際は飴玉と言うよりは水飴の様な反射です。
角度によっては、針やインデックスも「ぐんにゃり」と曲り
とても可愛らしいんです
厚みはこの位↓です。
カマボコ型の平均的な厚みだと思います。
ケースのデザインも重要ですが、風防でも印象が大きく違います。
特に側面からの印象や反射はケース以上に目を引く事もあります。
傷が付くと傷以上の大きさで影が文字盤に落ち、
ケースの小傷以上に目立つ事も多いです。
小さなパーツですが、アンティーク時計では
外観の印象を決める重要なパーツだと思います。
また機会があれば、次回はフラットの厚みのあるタイプや
ダイヤモンドエッジの風防などもご紹介しますね