
金曜日に入荷予定の品をご紹介します
後程、自社サイトのトップページに商品ページへのリンクをアップ致します
(*販売は4月24日となります。)
今週はこちらの2本
ロード・エルジンです
ロ―――――ドっ、エルジンです
エルジンは1864年に創業した老舗時計メーカーで、
1915年以降に高級ラインとして作られた品がロードエルジンです。
デザインは勿論、機械も通常ラインとは差別化をしており
その分、お値段も高価でしたので当時は憧れの時計でした。
店主個人的にもロードエルジンのデザインは大好きです。
ケースのデザイン性の高さ、インデックスや針のデザイン等
細部までこだわって作られております。
でも・・・・
普通のELGINと違いが分からない品も多く御座います コレジャナイ・・・
そこで、今回は
「これぞロードエルジン!」と題して大々的に4~5本ご紹介したかったのですが
エルジンは生粋のアメリカブランド・・・
現在アメリカは色々お忙しく、途中で郵送が止ったり紛失したり・・・。
でも幸い可愛い2本は手元に届きましたので
もうこちらの2本で十分で御座います!! ウンウン
と気持ちを切り替えてご紹介致します
こちらの2本は1950~1955年の品で、
この頃のスペースチックなデザインが店主お薦めです。
ケースのカットの着け方や
スモセコの十字の丸いインデックス。
針のデザインもこの年代ならではのドルフィン針です
ケースのイメージに合わせてシルバーカラーにはカットが付けられ、
ゴールドケースには丸みのあるドルフィン針が付けられています。
写真では2本共2トーンのコントラストが上手く撮れなかったのですが
実際はとーーーーっても可愛いです!!!!
手首を動かしたくなると思いますよ
コントラストを意識して撮って見た1枚です。
うーーーん、全然違う
実物はもっと明るく、とっても可愛いんです・・・。
でも、こちらの写真だと数字にかかる2重線がはっきり見えますね!
こちらはロードエルジンの代表的で、
2000年以降に販売された復刻版でも採用されております。
こちらは逆に肉眼では角度によっては見えませんw。
そして角度によってはキラリと光って見えます。
どちらも70年近く前の品とは思えないデザインですので、
きっとご自慢の1本となると思いますよ。
エルジンは生産数が多かったので、良く目にするかと思いますが
ロードエルジンらしい細部まで拘った品は意外と少ないと思います。
コンディションの良さも含め、是非ぜひ他店さんと比べてみて下さいませ。
なかなか見つけられない品かと思います
因みにロードエルジンの数は多くはなく、
機械も上位機種なのでメンテナンスや故障の際に不利なのでは・・・?
とのご心配は無用です
同系も多くある機種ですので実用品として維持するのにも向いております。
スモセコ付時計のご要望はとても多く頂くのですが、
女性の腕にも似合う可愛いデザインは少なく、年間のご紹介本数はとても少ないです
お気に召して頂けましたら、是非この機会にご検討頂けたら嬉しく思います
長く愛用して頂けるお薦めのアンティーク時計ですよ
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●追記●
上記は撮影時に背景として使った本なのですが、
こちらは時計の本ではなく、エルジンと言う土地の資料本です
時計のELGINの創業の地でもあり、社名も地名から付けられたのですが、
それが仇となり「ELGIN」の商標登録が取れませんでした。
地名なため1社独占する事が法的に許されなかったのです ソンナァ・・・
なのでエルジンは合法的に模造品が多く作られました・・・。
ELGINは何度も裁判を起こして戦っており、
その様子がこの本に書かれている、
らしいのです。
・・・・って、読んでないのかーーい
と、1人でつっこんでみる店主。
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