先日、久方ぶりに娘(10歳)と2人で中華街へいきましたところ
素敵なカチューシャを見つけました
じゃじゃーーーん。
楊貴妃になれるカチューシャ。
これさえあれば貴方も楊貴妃に。
と言う事で即購入。
即装着。
「貸して貸してぇ」と娘が言うと思いきや。
ササっと店主から距離を取る娘。
??
「おーーーーい娘よー。」と追かけると
更に距離を取るので、それを更に追いかけ、だんだん加速がつき
猛ダッシュで中華街を走る娘を、猛ダッシュで追いかける楊貴妃。
やっとこ捕まえると、近くにいる人に向かって
「あ、違うんですこの人。母じゃないんです」と
聞かれてもいないのに言う娘。
うそーーー、母じゃなかったら恐いでしょーが?
楊貴妃のカチューシャつけた大人が子供追っかけて
ここは毅然と「母ですオホホ」と会釈して通り過ぎ
娘に「母さんね?」と微笑むと「恥ずかしいから、外してよ」と娘。
「ここでは着けないで!」と娘が言うので
「ここ以外の何処で着けんのよ、これ」と店主。
中華街以外で着けてたら、2度見されるわ。と言う店主に
中華街でも2度見するわと娘。
不思議だわ・・・。
私が産んで、私が育ててるのに
こんな素敵なカチューシャを被らない子に育つだなんて。
自我と言う物は、こうして親の思いとは違う形で芽生えるのねぇフムフム
娘と一緒に楊貴妃を楽しみたかったけれど、
でも、
嫌がる娘を恥ずかしめるのも、なかなか楽しいから
ま、いっか なのでした。
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因みに・・・
ジージは着けます