*きよみのアンティーク*ブログ

新商品ご案内 & *刻印のお話*

今回は刻印のお話。

日本では金は「K」の刻印が殆どですが、海外では「KT」や「KP」が多く見られます。
どちらもKと同じ金を意味する刻印です。

KTの方がよく見る刻印でカラットと読みます。
ダイヤモンドのカラットと発音は一緒ですが、ダイヤモンドはCTと表記します。

今回入荷した指輪(こちら↓)は「KP」の刻印です。

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この「P」は「PLUMB」のPで、「完全に」や「真っ直ぐな」等の意味です。

日本語では「正真正銘の」と同じ様な意味で●●Kの後ろに「P」を付け足しており、
アメリカ製品に見られる刻印です。

14KGPを14KPと誤って表示してる業者もありますが、GPはGold Platedの略で
こちらは金メッキです。

アンティークリングに「KP」の刻印があれば、かなり高い確率で
遥々海を越えアメリカからやって来たのだと思います。

ふらりと立ち寄ったアンティークショップで見つけたリングが、どこ生まれか分かった時の気持ちは大人になった姪や甥に
「産れた頃から知ってるのよi_0452.gif
と親近感を押し付けたくなる気持ちに似てるなぁ。と思うのです。

似てますよね? ←似てません(スタッフ)

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