*きよみのアンティーク*ブログ

【New】 3月12日(金曜日)入荷予定品

こんにちは、店主です

金曜日に入荷予定の時計を3本ご紹介します

後程、自社サイトのトップページに商品ページへのリンクをアップ致します
(*販売は3月12となります。)

今週はなんと言いましてもこちらが目玉!!

ブランパン

言わずと知れた世界最古を誇る老舗ブランドです。

分業制にせず1人の職人が全てを担当する職人気質のブランドです。
以前にもご紹介しましたが、こちらがヴィラ(工房)です。
今回の品は年代的にこのヴィラで作られた可能性が高いと思います

↓以前のブランパン紹介ブログからの抜粋です。

この小さなヴィラで職人が丁寧に作る高級品は
やがて1970年代のクオーツブームに圧されて、一時生産を止めてしまいます。

殆ど全てのメーカーがクオーツ受け入れて生産を始めましたが、
ブランパンは現在も機械式のみしか生産しておりません。

クオーツを作らない老舗ブランドはブランパン以外は無いと思います。
とっても稀なブランドで、生粋のマニファクチュールです。

機械式時計愛好家が好きなブランドにブランパンの名を上げる事が多いのは
この不器用な程のこだわりの強さだと思います。

時計界トップクラスの技術力を持ち複雑機構も得意としております。
小さなケースの中に複雑機構を詰め込んだシックス・マスターピースは
大量生産の時計では作れないブランパンならではのモデルです。
機構の説明ページは→ こちら ←

時計はクオーツより機械式の方が高価ですので、
クオーツを作らないブランパンには、お手頃価格帯がありません ゼロの数が・・・

それが、他のメーカーにはないステイタスを感じさせるのだと思います。

店主も個人的に大好きなブランドでもあり、手元に残したかった1本でもあります。
アールデコらしいデザインもイチオシです。

こんなに小さなブレゲ針・・・・可愛過ぎます

1920~1930年の品はケースの作りにも特徴があり、裏蓋が蝶番で留められております。

プラチナを意味する刻印は現行品ですとPt900ですが、
この時代は プラチナ90%イリジウム10% と打たれる事が殆どです。

本当はもっとアールデコの特徴をご紹介したいのですが、今週は3本ご紹介する為
スクロールに疲れてしまうかも知れませんので、この辺で切り上げたいと思います・・・。

この価格ではきっと手に入らない品だと思います。
価格だけではなく、似た品を見つける事も難しいと思いますよ。
2021年上半期1番と言っても良い位だと思います。

うぅ
書けば書くほど、手放し難い・・・。

最後に。
上記の工房は現在でもスイスの同じ場所にあり、工房として有り続けております。
高級時計の真意を貫くブランパンらしいですよね。

————–

2本目こちら!

意外にも初めてのご紹介の様です。
とても大好きなモデルなので、今までご紹介が無かったのは驚きです。

似たデザインはご紹介してるのですが、下記の広告と全く同じは初めてです。

ブローバの広告はとってもユーモアがあって大好きなのですが、
その中でもお気に入りです。

→ こちら ←で詳しくご紹介しております。

機械はこの時代のラウンド型の多くで使われた機種なので
文字盤のデザインも多種あり、仕入時は広告と僅かに違かったのですが
当店で同じデザインに交換しております。

店主は広告収集も趣味なのですが、広告と全く寸分違わず同じだと
何故だか嬉しいのです。
これは店主だけでしょうか・・・。

でも同じ方がいたら嬉しいので、大好きな広告と同じにしました。

両サイドに1粒ずつのダイヤモンドを飾るデザインは多くありますが、
このモデルは特別ダイヤモンドが大きいです。

直径4mmもあり、2石で1カラットあります。
シンプルなデザインですが、インパクトはとてもあります。
広告で誇るだけあり、とっても綺麗なダイヤモンドですよ。

今回は当時のボックスもお付けする事にしました。

何故なら・・・・。

Netflixのドラマ、クイーンズ・ギャンビットの劇中で主人公が養母から
bulovaをプレゼントされる際に、箱をパカっと開けるのが印象的だったので

箱を明けた瞬間、養母が誇らしげに「bulovaよ」と言うのも見いて嬉しかったです(笑)。

その後、ずっと主人公が着けております。

ドラマで使われた箱とデザインは違うのですが、こちらも人気のオシャレ化粧箱です!
中は少し傷みがありますが、当時の雰囲気は十分に偲べると思います

————–

そして最後を飾るのはこちら!

ルクルトのバックワインド

しかもダイヤ巻き。

バックワインドのダイヤ巻きは本当に可愛いです。
竜頭が無いので真ん丸です

写真ではサイズ感が分かり難いですが、カクテルウォッチの中でも最小サイズです。

インデックスで文字盤がパンパンなのが可愛いです
これはインデックスが大きいのではなく時計自体が小さいからで、
この雰囲気はバックワインドならではです。

ブレスは2本お付けします。
アンティークでは珍しいバネ棒タイプなので、お近くの時計店さんでも付替え可能だと思います。
6mm幅の革ベルトなので、着用すると細い手首を演出してくれますよ

メタルブレスは、6mm~10mmまで対応しています。

矢印の線に合わせて削って調整するのですが、迷いに迷って削らずそのままお渡しします。
このサイズ幅のメタルブレスは珍しいので、お手持ちの他の時計でも使える様にと思いまして。

終電間際となり、ルクルトだけご紹介が簡単になってしまいましたが、
1本目と変わらぬ情熱で仕入れ&修復をしております!!!

どの時計も写真は実物には及びませんので、お近くの方は是非店舗でお手に取って頂けたら嬉しく思います。
押し売りは致しませんので、ご安心を

************************

あーーーーー!!!
ジャガールクルトのベルトをお付けるつもりだったのです!
アンティークなので少しクタっとしておりますが、オリジナル革ベルトはとっても珍しいと思います。

でも、どーしても(膝の都合で)電車にて帰宅させて頂きたく思います

明日以降で、写真をアップさせて頂きます

↓↓↓と言う訳で翌日です↓↓↓↓↓

こちらです

裏側は経年劣化の傷みがあるのですが、未使用なので表は目立つ傷みはありません。

50年程前の革ですので着用してみなければ着用に耐え得るかは分かりません・・・。
ですので、おまけ程度にお考えくださいませ。

しかし!ルクルトのレディース革ベルトが未使用で残っているのはとても珍しいので
コレクションとしては豪華なオマケかと思います

******************

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です