*きよみのアンティーク*ブログ

【New】 12月25日入荷予定品

こんにちは、店主です

本日、来週入荷予定の品を4点ご紹介いたします。

後ほど自社サイトのトップページに商品ページへのリンクをアップ致します
(*販売は12月25日となります。)

今年最後のご紹介は、店主大好きのアールデコ1本と、
当店初入荷のイギリスメーカのボーイズを3本ご紹介します。

ボーイズは、仲良しの時計士さんが
他店へ持込む予定だった品を横取りしました。

だって可愛かったから

店主は見た目だけで選びましたが、時計士さんは男性アンティークが専門ですので
プロが選んだ本当に良い品いですよ!

技術のミャーオ君(宮尾君)に聞いたら
うおおお!!!となり、社歴など話始めたので
「なるほど、うんうん」と聞きつつ上手い事言って、文字に纏めて頂きました。

ミャーオ君渾身のメーカー説明ですので、是非読んでやってくださいませ。

下記の写真をクリック頂くとご覧いただけます。

ミャーオ君が書いてくれたのは、まさかの1本だけで、
2本は書いてくれませんでした・・・・。

ので、店主が書かせて頂きます!

こちらはSmithsのde luxeモデルの9金ケースです

近年ファッション業界等でもイギリス時計が人気があるらしく、
アンティークは超人気みたいです。

元々、ムーブメントも全てイギリス製のメーカーは
ほんの数社しかなく、その内の1つはミャーオ君が紹介したJ.wベンソンで、
もう1つはこちらのスミス社です。

イギリスでも人気ですし、日本でもスミス社の
アンティーク時計専門ショップがありますので、是非覗いてみて下さい。

どうやら・・・
とっても良く似たモデルが60万円位で売られておりますよ。

と、薄く書いてみました。
(勝手に他店様の金額を書く事に抵抗があったので・・・)

希少性も大事ですが、でも一番大事なのは
可愛い事と長く愛用できる事です!

こちらは時計士さんの腕に着いていた時計で、
本人もお気に入りの1本でした。

なので、革ベルトもすごくイイのが付いてます。
アンティークっぽく見えますが、現行品でCurious Curio(キュリオスキュリオ)のベルトです。

アンティークを意識して作られており、1930年以前のオープエンド型の
革ベルトも作っている数少ない日本製メーカーです。

アンティークの女性用サイズはないので、このベルトを使えるのが羨ましい
時計の雰囲気にも良く似合っていて可愛いですよ。

男性用は大き過ぎるかも・・・とのご心配は無用です!

女性が着けても全然違和感のない大きさですよ。
石原聡美ちゃんが広告塔を務めるダニエル ウェリントンより3本共小さいです。

今回ご紹介したボーイズは、店主では見つけられない品ですので
お気に召して頂けたら是非この機会にご検討頂けたらと思います。
(また頑張って横取りするつもりではおりますが)

横取りしたにも拘わらず、お友達価格で譲ってくれましたので
とてもお安くなっております。

販売にあたり一応価格帯を調べたのですが、
「えーーーーっ、こんなにするならもう少し乗っけちゃう???」と
欲も少し顔を出しましたが、時計士さんとの飲み代をちょっぴり乗せる程度にしました。

結局、乗せたのかい

と、お叱りを受けそうですが、それでもこれ程お安くは
なかなか見つけられないと思いますよ。


そして最後はこちら。

こちはら社歴も何も知らずに、ただ見た目が可愛かったので譲って頂いた1本です。

が、調べましたところ1735年創業の超がつく老舗の宝飾メーカーでした。

そして、ミャーオ君がメーカー説明をした
ベンソン社を買収しております!
なので、1973年からはベンソンと同じ社歴です。
恥ずかしながら、店主は全く知りませんでした
女性用のアンティークがないので・・・と言い訳をしてみました。

1840年頃にイギリスでただ1人しか選ばれないクラウンジュエラーの称号を貰い
その後、長きにわたり戴冠式で使われる王冠やイギリス国宝の宝石の管理を任されており、
お金持ちなら誰もが知る超一流メーカーなのですが、
店主のカスカスな生活圏内ではブランド名さえ聞く事がありませんでした

それでも、一目で「わぁ可愛い!!!」と、他との違いを感じましたので、
やはり高級品だけが纏う雰囲気を持っているのだと思います。

上記のスミス社とも関わりが深く、スミス社のムーブが入ったガラードや
ダブルネームもある様です。

今回ご紹介するガラードは、ムーブはスイス製でケースはデニソン製です。

デニソンはパテックやロレックス等の一流メーカーのケースを作る
高級ケースメーカーです。

デニソン社が作ったケースは、デニソンケースと呼ばれ価格も大幅に違います。

格子状に反射して見えるのはペルラージュという丸い彫金加工で、
時計の裏蓋や、機械部分にも施される特殊な加工なのですが
手作業で手間がかかるので高級時計に施される事が多いです。

以前、明らかに機械で押したペルラージュもどきの懐中時計を
愛されキャラの店舗大家さんが誇らしげに見せてくれた事があり・・・

“ペルラージュ風”がある事にも、それが大家さんの笑顔の横にある事にも驚き、
「とっても素敵な・・・・
 その・・・あれね・・・グルグル模様ね」と大家さんの手にそっと戻しました。

こちらは本物ですのでご安心くださいませ。

こちらのガラードにはブレスを2本お付けします!
黄色の方は日本製のアンティークで、随分前に一目惚れで仕入れましたが、
良く考えたら当店ではこのサイズの取り扱いが殆どなく、今回初めてご紹介します

針はミントコンディションと言っても良い程、状態の良いブルースチールです。
※ブルースチールにつきましては→こちら←に詳しくご紹介させて頂きました

切り分の感じも、インデックスのサイズも、全体的なバランスがとても上品で
写真以上に実物は高級感があって上品ですよ。
上記のスミスでついている様なアンティークらしい革ベルトも良く似合いますし、
メタルも似合うと思いますよ。

今回ご紹介した3本共セコンド(秒針)付なのですが、
レディースは2針が殆どなので、店主はついセコンドに惹かれてしまいます。

中でもスモールセコンドの方が大好きなので、
今回も全部スモセコです

小さな丸が文字盤にあり、その中をこれまた小さな針が回ってるのが
とても可愛く思うんです

小さなカクテルウォッチは2針でも窮屈そうで
スモセコを設置する隙間なんてないですもんね・・

店主と同じくスモセコ好きな方にもお薦めの3本ですよ。


そして店主の大好きなアールデコはこちら。
エルジンのエナメルアールデコです!

まるで「この↑箱にお入れします。」的な写真ですが
化粧箱は店舗のショーウィンドウ用です・・・ゴメンヨ・・・

間際らしいのに何故そんな撮り方をしたかと言いますと
ちゃんと理由があります。

ただもう、自慢したかった。

という理由が。

アンティーク時計は化粧箱も、とーーーっても凝っていて可愛いんですよ。
なかなか時計&箱セットでは見つからないのですが、
でも箱だけなら見つかります

「当時の箱に入れたい!」と言う方はお気軽にご相談下さいませ。
*ブランドやデザインによりますが10000円~20000円位で取寄せとなります。

因みに、こちらの化粧箱の中はこんな感じです。

こちらのエルジンは風防に小傷があります。
が、そのまま販売させて頂く事に致しました。

現状はガラス製でフラットなのですが、当店が持っている
交換用の風防は、時代が30年程新しいく数ミリの厚みが御座います。

厚みもアンティークらしく可愛いので、初めて見た方ですと
全く違和感を感じないと思うのですが・・・。

でも店主はちょっぴり違和感が・・・。

普段なら絶対に付替える傷なのですが、
今回はアールデコの雰囲気を大事にし、そのままにしました。

とは言え、アンティークなら当然ある様な小傷ですので
他店では付替えない程度だと思いますよ。

気になる様でしたら付け替えも可能ですので
お気軽にご相談くださいませ。

長年お付き合いのお客様は耳タコだと思うのですが・・・
思うのですが、言いたい(書きたい)!

アールデコは可愛い!!!!です。

ほんとデレ~

ダイヤモンドがキラキラのアンティークに惹かれて収集を始めた
キラキラ好きの店主ですが、それでもアールデコは特別です。

今回のELGINは、たぶん1928年あたりの品だと思うのですが、
これ以上前の年代になると懐中時計、または懐中時計にベルトを着けた腕時計なので
1920~1930年代が゛一番古い腕時計らしい腕時計 ゛だと店主は思っております。

きっとその時代の時計業界は新しいデザインにざわついて、
ちょっと特別な時代だったのではないか。

などと、思ったりもします。

なので90年前、お洒落に敏感な女性が着けていたはずです。

そして誇らしげに見せつけながら
「でも貴方のも素敵ね・・・その懐中時計にベルト」とか言ってたに違いない。

店主ならそうしてる。←嫌な奴。

そんな時代背景にも思いを馳せれる可愛いアールデコです

●追記●
通常、毎週金曜日にブログも商品ページも更新しているのですが
今週は商品ページが間に合わず、明日となりそうです・・・・。
申し訳ございません

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