こんにちは、店主です
金曜日に入荷予定の品を2点ご紹介します
後程、自社サイトのトップページに商品ページへのリンクをアップ致します
(*販売は10月16日となります。)
イギリス製 ROLEX
こんなに綺麗でも100年物です!
ハーフハンターで似たケースを見かけますが、
こちらは内側にガラスのない仕様です。
ハンターケースとは、
狩りの時に懐中時計のガラスが割れない様にカバーを付けた時計です。
しかし、いちいちカバーをパカっと開くのが面倒なので
カバーにガラス窓を付けたのがハーフハンターです。
カバーにインデックスがあるにも拘わらず
ナゼだか内側にもインデックスがあるタイプもあります。
おいおい
店主の腕4本のミッキーくらいアヤシイぞ
でもROLEXはオリジナルですっ
今回ご紹介するROLEXと一見同じに見えるハーフハンターもあります。
女性は狩をする事も無いですし、ミニタリー要素は不要なので
内ガラスは省かれたのでしょうかね。
文字盤に施されるギョーシェ彫りは様々な模様があるのですが
上記のハーフハンターも含めROLEXではこの放射状の模様が多く用いられております。
そしてこのギョーシェ彫りは、まさかの手彫りです。
顕微鏡と彫金用の刃が固定された機械で1彫りずつ手作業で彫っていました。
考案はかの高級メーカーのブレゲで、他社が機械化した現在でも
手彫りをしておりますので当時の様子が伺えます。
この様な感じです。
↑左手が見えませんがハンドルを回して刃を動かしています。
油圧式や顕微鏡などの機能は良くなっていると思いますが、
基本は同じで1本ずつ罫書いて模様にしてゆく気の遠くなる作業です。
彫り込んだ文字盤に塗料を乗せておりますので、
いつの日か汚れてリダン(文字盤再製)をされる時も塗料を剥がして塗り直せば綺麗になります。
一生物の文字盤です。
そして今回、インデックスが白色なのもお薦めポイントです。
影に埋もれずインデックスが浮かび上がって可愛いです
本当は機械の事もご説明したかったのですが・・・。
長文過ぎますし、女性は機械に興味が無い方の方が多いので今回は割愛します
100年物のレディースROLEXは数も少なく、
コンディションが良い(しかもこんなに可愛い)品はそう多くは御座いません。
きっとご自慢の1本となると思いますよ。
上記時計から約40年後、そして現在から約60年前のROLEXです
キラキラで可愛いです
アンティークは時代ごとに雰囲気が違っているのも魅力の1つです
こちらは14金ではなく、珍しい18金ホワイトゴールドです。
なのでケース内側にも側面にもスイスの刻印が打たれております。
デザインもアメリカとちょっと違って可愛いと言うより
アールデコっぽいデザインでカッコ良いに近いと思います。
シェルと呼ばれる良く似たラグを見かけた事がある方もいると思うのですが、
実際は結構印象が違います。
もっとシャープな印象だと思います。
実際にラグのサイズも長く、意外にもケースは3cmあります。
アラビア数字を使わないシャープなインデックスのデザインも、
全体的な雰囲気に良く似合っています。
一般的なROLEXのダイヤモンドエッジはガラスの内側にカットが施されておりますが、
こちらは外側にカットがあり、カット面も多いので反射が細かくキラキラ感が強いのも
キラキラ好きの店主としてはお薦めポイントです。
とってもオシャレでアイコン的な存在感のあるROLEXですよ。
機械はカメレオンと同機種ですので、
アンティークROLEXの中では1番安心な機種だと思います
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