*きよみのアンティーク*ブログ

【New】 4月30日(金曜日)入荷予定品

こんにちは、店主です

金曜日に入荷予定の品をご紹介します

後程、自社サイトのトップページに商品ページへのリンクをアップ致します
(*販売は4月30日となります。)

今週はこちら

コロリと小さく可愛いROLEXです

写真では分かり難いのですが、コンディションが良いので実物はキラっとしており
全体のカラーもとっても可愛いです。

50年前当時、こちらの様なシンプルなデザインは
日常使い用として購入される事が多かった様です。

日常使いとは言えROLEXは当時から高価だったので
ボロボロになるまで使い潰されておりました。

お出かけの時しか着用しないハイジュエリータイプとは違い
綺麗な状態で残っている事がとても少ないのです

なので、かなり時間をかけて修復しております。

例えば、こちら↓ ラグ部分です。
時計とブレスを連結する箇所なので摩耗の激しい箇所です。

この僅かなトゲは、摩擦で薄くなった金が切れはじめているのです。

でも、ちゃんと繋がっております。

過去に切れた事がある様で、金を叩いて伸ばして修復がされております。
アンティークでは良くみる修復方法です。

しかし、長く使えば必ずいつか切れてしまうので、金を盛って成型し直しました。

勿論両側を修復しております。

針も仕入時は下記の2本が付いておりました。

短針は社外品です。

長針はROLEXオリジナルですが、
この文字盤に使われる事はなかったのではないかと思います。

修復を重ねながら使い続けた修復跡ですので悪意は全くないのだと思いますが、
販売当時に戻す様に修復するのが専門店です。

この文字盤には下記の様な雰囲気の針が付いていたと思います。

個人間取引の品(メルカリ・ヤフオク)や、アンティークを専門としない中古時計店さんと
価格だけを比べられてしまう事も多々あるのですが、全然違うのです・・・。

これほどしっかり修復した品は専門店以外では絶対にありません。

これはもう絶対です。

当店に限らずアンティークを専門とする時計店は知識も修復力も違いますからウンウン

時計士が在中している専門店なら尚の事だと思いますウンウンウン

自分のサインを時計の中に刻んでおりますので、他の時計士に見られても
恥ずかしくない仕事をちゃんとしております。

当店のミャーオ君(宮尾君)も、修復の過程は細かーーく台帳にビッシリ書いてます。

最後に。
修復で埋まってしまったのですが素材刻印がありました。
(見えない箇所なのですが、個人的にはこうゆうのが残念でならない・・・ )

今回は、珍しく時間がありましたので修復過程をご紹介いたしましたが
こちらに限らず、どの時計も丁寧に修復を重ねております。

当店でご紹介する機械式時計は長く使う事を想定して作られております。
金無垢ケースも摩耗箇所は成型をし直す事が出来るので一生物としてもお薦めです。

写真以上に可愛いので、気になる方は実店舗まで是非見にいらして下さいませ。

小さくコロンとしていて、とっても可愛いですよ。

●ゴールデンウィークの営業につきまして●

実店舗・工房ともにカレンダー通りお休みとなりますが、
店主はヒマなので店舗で1人淋しく作業をしている事も多いと思いますので、
ご予約はお気軽にご相談くださいませ

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