*きよみのアンティーク*ブログ

罰金500円。

こんにちは、店主です

今週は娘が体験学習で2泊3日お留守でした。

ここぞとばかりに飲んだくれて、歯も磨かずソファーで就寝ンガー、ンガー

娘が朝の歯磨きを忘れると、お小遣いから500円を徴収しているので
この事がバレたら一大事です

9才で500円なのですから、店主はいったい幾ら徴収されるのか・・・。
500万円でしょうか

店主は脅しで「~しちゃうからね!」と言う事はありません。
約束は有利不利にかかわらず、必ず実行に移します。

今月は歯磨きを1週間で3回忘れて1500円徴収しましたが、
流石に娘の目に怒りの涙が・・・。

でも、なら忘れなきゃいいじゃーーんケタケタ です。

だいたい、娘は祖父母にお小遣いを貰い過ぎなのです

以前、部屋の床に500円玉が落ちていたのですが、落ちっぱなしでした。

店主が子供の頃は10円だって見逃さなかったのに。
子供なら普通、

『親は、この500円に気付いているだろうか・・・』
『これは、上手いことネコババできるだろうか』
『親に持っていけば「良い子だから、あげるよ」と貰えるだろうか』
『良い子かを試されているのだろうか』

と、あらゆるシチュエーションを想像して思案を重ねるものだろう。

娘にも、その様な経験が必要だと思い
店主は、気が付かなフリをして部屋を出て
こっそり様子をみてみました。

が、全く拾う気配は無し。
ドアの隙間から覗くのも飽きたので「何故、拾わん」と娘に問うと

「落ちてんなー。と思ったけど、拾った方がよかったぁ?」と娘。

いやいや、だって500円よ500円。
500円ってアナタ、大金よ

と言う店主に、「え?そう? じゃ拾って渡してあげればよかったね。」と娘。

お母さんにしてみたら大金だったのねプっ みたいな言いっぷり。

娘の「そっかそっか、ごめんね」も、
よもやヒエラルキーの頂点にいる人間の言い方です。

なるほど 余裕か。

と言う訳で、罰金は全て500円単位で徴収しており
いよいよ、娘の貯金箱の底が見えて参りました。

お金が無くなるという感覚を覚え始めた娘は
以前の様に値段を見ずにお菓子を選ぶ事がなくなりました。

値段ありきの選択です。

とーーーーーぜんの選択ですウンウン

そもそも成城石井でホタテの燻製とかを、
お小遣いで買えてた事が間違っていたのですウンウン

子供は、うまい棒の何味を買うか迷う位が丁度良いのです。

ようやく、子供らしい金銭感覚を身に付けた娘が
「最近すごいイタズラを友達と発見したんだ!
お金はなんと0円で、すんごく美味しいんだよ。聞きたい?」と。

嫌な予感しかしない。

聞きたいとも言っていないのに話し始める娘。

「試食を猛ダッシュで食べて、さりげな~く逃げるの」

「これは、ダメなイタズラ?」と娘。

どんなイタズラでも、親にジャッジを委ねてはダメだろ…。
と思うが、いつも様にイタズラ3か条を伝えました。
*イタズラ3か条は→こちら

まさか娘がヒエラルキーの階段を、こんなに易々と下るとは。

なんて適応能力なんだ。

ビンボーが心底似合う娘を見て、安心の様な、不安な様な
複雑な店主なのです。

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