*きよみのアンティーク*ブログ

明日香村で天竺牡丹(ダリア)を鑑賞してきました

スタッフの岡田です。
新緑が美しく、大変過ごしやすい季節がやってきました。
みなさま、素敵なゴールデンウィークをお過ごしになられたことかと存じます。

私はここ数年行きたいと思っていた、明日香村・岡寺(龍蓋寺)のGW限定花手水、
「華の池」をやっと見に行くことができました!

日本最古の巡礼の路、西国三十三所第七番札所となっているようで、
まさに天竺のような手水や池、庭園の華やかさもさることながら、
日本最大にして最古の塑像であるご本尊もとても立派でした。
(撮影禁止のため画像なし)

特に立派だったのは勤行で、釣り太鼓に拍子木、生歌付きで身も心も踊り出すような軽やかさ。
さすがに誰も「フ―!」とか「イエーイ!」などとは言っていませんでしたが、
そんな雰囲気の(?)ノリノリなお勤めが行われていました。
(撮影禁止のため音なし😢)

あまりにも素敵だったので、
「いつもこんなお勤めをされているんですか!?」
と、住職さんに追いすがって尋ねたところ、初めての試みだと言うことだったので、
「さぞ練習されたことだろう……!」と胸が熱くなりました。

ちなみに御朱印巡りの発祥も西国三十三所だそうで、
発明したのは岡寺隣の第八番札所のお寺に当たる、長谷寺の徳道上人さま。

病気で死にかけて冥土へ行った徳道上人さまは閻魔さまに会うことになり、
「最近の人はなってない。私の仕事が多すぎるので、
観音さまの功徳を説いて地獄に来る人減らすように」
と、33個の宝印と依頼文を渡されて生還したのがきっかけとのこと。
西国三十三所を巡って御朱印帳を完成させておけば、
死後、閻魔さまの裁判で御朱印帳を極楽行きのフリーパスとして使えるそうです……😊

意外に天竺も極楽も手の届くところにあるのだなぁと感慨にふけりながら、
ゴールデンウィーク関係なく広々と過ごせる明日香村を満喫いたしました。

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