こんにちは、店主です。
来週ご紹介するグリュエンが、とっても
珍しいのでご紹介させて頂きます。

こちらは珍しいドクターズウォッチです。
アンティーク好きならドクターズウォッチは憧れではないでしょうか?
何故ドクターズと呼ばれてるかと言いますと、
お医者さんが脈を測る際に、見易い様に秒針を大きくしているんです。
スモールセコンドと似てますが、
作られた経緯もセコンドの大きさも違います。
ドクターズウォッチ自体が生産数が
少ないのですが、1920年~1930年は
女医さんの数がすくなかったので
女性用は更に少ないです。
滅多に見る事がないと思いますよ。
仕入先のアメリカでは、センターセコンドでも
針が長いだけでドクターズと呼んだりして、
ハッキリとした定義はないのですが、
デュオダイアルと言えば、間違いなくこのタイプのドクターズです。
店主はシンプルなアールデコが大好きなので、
こちらはドストライクです![]()
腕に着けたり、眺めたり![]()
なんでこんなに可愛いのかしら
このゴロっとしたフォルム、たまらないわ・・・
・・・・。
ゴロっと![]()
そう言えば、やけに厚くないかい?このデコ。
店主のデコと並べると・・・。

やっぱり厚い。
道理で他のデコと全然印象が違うと思った。
デュオダイアルなので長いのは分かるけれど、何故厚い?
何故だろか・・・。
と、早速時計士さんに聞いたところ
とっても分りやすく丁寧にPDFファイルを作ってくれたので
そのまま、丸っと添付します。
題して・・・・
「グリュエンの厚みの秘密 by時計士さん」!!
パチパチー
長短針から秒針の位置を下にずらして、
独立させた独特の構造を持つドクターズウォッチ。
メンズサイズのムーブメントは大きいのでスペースに余裕があり、
歯車の位置をずらすことが出来、それほど厚みには影響がありません。
しかしながら、ちーさな、ちーさなレディースウォッチでは
歯車をずらしたり増やすスペースが確保できません。
それを解決させる方法が、
ダイアルの下に歯車を増やしてしまう!というアイディア。
一般的な時計との比較です。
左写真は普通の時計を横から、右写真は文字盤を外したところ、

下記はドクターズです。
同じく横からと、文字盤を外したところ、

ダイアルのしたになんか一枚
プレートがあるのがわかりますか?
さらにプレートを外すと

①の位置に時針と分針がきます。
本来であれば、機械の中心にある時針、分針を上にずらしているわけですね。
この歯車がダイアルにつぶされてしまわないように、厚みのあるプレートを入れて、スペ
ースを確保しているわけです。
②が秒針の軸ですね。
こういった創意工夫によってこんなデザインが実現したわけですね!

なるほど、なるほど。
と激しく頷く店主![]()
このプレートは店主は初めてみます。
通常、文字盤の裏側には、恐ろしく折れやすい
「裏押さえ」と言う悪魔のパーツがあり、
毎回ドキドキしながら確認するのですが、
それが見えない・・・。
なんとも珍しい作りです。
そして、
追記としてこんなコメントも書いてくれました。
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おまけ、グリュエンのメンズドクターズウォッチ用ムーブメントは、なんとロレックス社
に卸されて、プリンス(100 万円オーバー)に搭載されておりました!
もちろん、ロレックス社で仕上げ直しやチューンナップされてはいますが。
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流石、グリュエン。
グリュエンの歴史につきましては
→こちら←のブログページをご参照くださいませ![]()

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