*きよみのアンティーク*ブログ

ねじ込み式竜頭とは

おはようございます!cid_9_342@smileymail.gif

お客様から、ねじ込み式竜頭につきましてのご質問を頂きましたので
こちらでも掲載させて頂きます。

昨日入荷しましたチュードルをモデルに使わせて頂きました
*申し訳ございません、こちらは完売しております。

時計は3時方向の側面に穴が開いており、そこから竜頭が出ております。
僅かな隙間ですが、隙間は隙間で、やはり水に浸かれば機械内部に入ってしまいます。

ねじ込み式は竜頭に蓋の機能を付けた様な感じです。

こちらが通常時です。
矢印の方向に回すと、蓋代わりの竜頭が外れます。
nejikomi1.jpg

ネジの様になっているのが分かるでしょうか?
ここからは通常の時計と同じで、巻き上げは押し上げる様に12時方向に巻き上げます。
nejikomi2.jpg

時計あわせは、一段引き出して行います。
nejikomi3.jpg

そして、開ける時とは逆方向に押し込むように回して蓋をします。

防水の為の機能ですが、アンティークの場合は防水性はあまり期待できません・・・。
念のためカクテルウォッチと同様に水には配慮が必要かと思います。

先日のブログで、

ねじ込み式竜頭ですので、使い方が分からない際は
ご注文時にどうぞお気軽にご質問くださいませ。

と、書かせて頂いたのですが、掲載しばらくは「ねじ込み式」部分が、
間違えて「スクリューバック」と書かれておりました・・・すみません!cid_9_365@smileymail.gifアワワワ・・・

スクリューバックとはこちら↓の裏蓋の事で
時計士以外が開ける事の無い部分の使い方をお教えするところでした i_0411.gifムイミ・・・
nejikomi6.jpg
因みにロレックスは専門の工具でなければ開けられません。
時計のサイズ毎に工具のサイズも違います。
この様なコマを機械に取り付けて外します。
nejikomi5.jpg

時計がアンティークなので、工具もアンティークです。
こちらはオープナーの工具ですが、高級メーカーは各部品ごとに
使う工具が指定されてる事もあり、その工具でないと直せない様になっております。
nejikomi4.jpg
一般的に高級メーカーの修理が高いのは、その様な理由もあるかと思います。

その他、ご質問もお気軽にどうぞ!cid_3_114@smileymail.gif!cid_02@120608_125158@______P05B@docomo_ne.gif

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