ブログでは商品説明にはあまり書かない細かな事や、修復過程を書いております。
アンティークは見解が様々で、当店は100%海外仕入な為、参考資料も全て海外資料です。
日本での解釈と少々違う事もあるかもれませんので、ご参考程度にお読み頂けたらと思います。
こんにちは店主です
今回は下記のROLEXの風防の付け替えをご紹介します
仕入れた当時は下記の風防が付いておりました。
店主の大好きな厚みのあるデザインで、とっても可愛いです
洗浄も研磨もしていないので傷や汚れが目立ちますが、
実際は風防は目立つ傷無く良いコンディションでした。
が
メンテナンスの為に風防を外しましたら、下記の様になっておりました。
1mm程の縁が斜めついておりました。
斜めの傾斜はカットガラスの反射を綺麗にみせる為に付けられる場合もありますが
こちらは奥に溝がありますし、側面から見ると縁が立っております。
なので、おそらく下記が正解かと
縁をキラリと光らせる為の斜めのカットだと思います。
この反射は自然光の中ですと写真以上にキラキラですよ
並べると雰囲気の違いが分かり易いでしょうか。
どちらも可愛いのですが
細かな事は資料が何も残っていませんので、構造から察するしかなく
表面がフラットの風防か、それともドーム状かは分からず
今回はケースの丸い雰囲気に合わせてドーム状をお付けしました。
この半円のコロリとしたケースは、オメガやルクルトなどでは
見かける事があるかと思いますが、ROLEXではとっても珍しいです!
おまんじゅうの様な柔らかそうな雰囲気でとっても可愛いんですよ
平べったい時計が主流の昨今、腕に乗せた時の違いは歴然です。
フォルムもデザインも甘めで可愛らしいですが、
子供っぽさは無くお婆ちゃんになっても上品に着用頂けると思います。
小さな文字盤に詰め込まれたインデックスや針も手が込んでいて
個人的にも手放し難い1本です。
スイス製のROLEXは同じデザインを見つけるのがとっても難しく
1点物の様な希少性だと思います。
気になられました方は是非この機会にご検討頂けたらと思います
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